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幕末期 長崎で活躍した人物 
 
海援隊

                                                                          


(1)
江戸時代後期の幕末に、
土佐藩脱藩の浪士である坂本龍馬が中心となり
結成した貿易結社である。

1865年から1868年まで3年余りに渡り、
私設海軍・貿易会社として活動した。
薩摩藩などの資金援助を受け、
日本初の株式会社とも言われる。
中岡慎太郎が隊長となった陸援隊
と併せて翔天隊と呼ばれる。

(2)

1865年に幕府機関である神戸海軍操練所の解散に伴い、

薩摩藩の援助を得て

長崎の亀山(現在の長崎市伊良林地区)において

前身となる亀山社中が結成される。

グラバー商会と銃器の取引を開始し

藩に銃器などを卸す。

物資の輸送や航海訓練なども行い、

1866年の第二次幕長戦争においては、

長州藩の軍艦に同乗し、6月の下関海戦に従軍する。

1867年4月には龍馬の脱藩が許されて隊長となり、

土佐藩に付属する外郭機関として「海援隊」と改称される。

いろは丸沈没事件においては、紀州藩に賠償金を請求する。

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(3)

武器や軍艦などの兵器を薩摩藩名義で

長州へ流すなどの斡旋を行い、

険悪であった薩摩と長州の関係修復を仲介する。

薩摩の西郷隆盛・長州の木戸孝允(桂小五郎)を代表とする

薩長同盟の締結に大きな役割を果たす。

朝廷の復権・倒幕運動に奔走するが、

内戦回避を主張する坂本と、

薩摩・長州の武力倒幕論が意見対立し、

同年11月15日、京都・近江屋で坂本が

陸援隊隊長の中岡慎太郎とともに暗殺されると

求心力を失って分裂してしまう。



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(4)
戊辰戦争が始まると長岡謙吉らの一派は

天領である小豆島などを占領し、

菅野覚兵衛らは佐々木高行とともに長崎奉行所を占領した。

長岡が土佐藩より海援隊長に任命されたが、

翌年4月には藩命により解散される。

土佐藩士の後藤象二郎は海援隊を土佐商会として、

岩崎弥太郎は九十九商会・三菱商会・

郵便汽船三菱会社(後の日本郵船株式会社)・

三菱商事などに発展させる。

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(5)

龍馬は蝦夷地(北海道)開発事業に着手する計画を

持っていたといわれる。

のちに親族の坂本直寛が遺志を継ぎ、

明治時代に北海道空知管内浦臼町に入植している。


6)

主な海援隊士

坂本龍馬 - 海援隊隊長。
長岡謙吉 石田英吉 坂本直(高松太郎)

菅野覚兵衛 新宮馬之助 池内蔵太 

安岡金馬 野村辰太郎 中島信行(中島作太郎)             
             
沢村惣之丞 近藤長次郎 吉井源馬 山本復輔

越前

関義臣(山本龍二) 渡辺剛八 三上太郎

小谷耕蔵 腰越次郎 佐々木栄

越後

白峰駿馬 橋本久太夫

讃岐

佐柳高次

紀伊

陸奥宗光

長崎

小曽根英四郎 中江兆民 岩崎弥太郎

資料のある隊士について随時紹介予定です。

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長崎市八幡町7−6
TEL・FAX 095-821-8813