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平成22年12月
鍋島藩佐賀領深堀藩
我が誇り高い先祖 深堀武士
赤穂義士は深堀義士を御手本にした。
深堀義士伝
佐賀藩家老の所領地深堀は、代々長崎奉行の大番頭をつとめ、 藩士たちは当番の年になると長崎の五島町にある屋敷につめた。 元禄13年(1700)12月16日のこと。深堀の老家老、深堀三右衛門と志波原武右衛門は、 折からの積雪に風流心をおこし、五島屋敷から長崎の町へ雪見に出かけた。その帰途、 ぬかるみに足を取られた三右衛門が、 折悪しく、すれ違った酔漢2人の着物を泥水で汚してしまった。 酔漢たちは、今をときめく町年寄高木彦右衛門の身内の者である。 相手が武士とはいえ老いぼれだと侮り、 丁重に謝る三右衛門たちを容易に許そうとはしない。が、その場は、 仲裁の者の労でことなく収まったかにみえた。 ところが、夕刻になって、高木家の家来20数人が、五島屋敷に押しかけ、 「さっき、高木家の身内の者に無礼を働いた老いぼれを出せ とわめきながら、 屋敷内に踏みこんできた。 三右衛門と武右衛門が、刀の柄に手を掛けようとしたところ、不覚にも大小を奪われてしまった。 この様子は早速、長崎から3里離れた深堀に知らされ、 夜明け頃には白装束の藩士30数名が長崎の五島屋敷に集結。 「藩の屋敷を町人が土足にかけ、狼藉を働いた2人を引き連れ、 彦右衛門宅に押し寄せ、討ち取って、我らも切腹いたす覚悟」 三右衛門と武右衛門は、汚名を晴らさんものと先陣をきった。 堅く閉ざした彦右衛門宅の門は、一人が塀を乗り越え門を開け、 内からの逃亡を防ぐため、門を閉めた。 立てかけられた弓の弦を切り払い、槍は庭先に投げ捨て、 襖や障子は外す−−戦闘の妨げになるものは、取り除く。 老体とはいえ、昨日からの恥辱を晴らさんものと意気込む三右衛門が、 逃げる彦右衛門の背に槍を突き立てていた。次いで、 武右衛門が大刀でその首を打ち落とす。本懐をとげた二人は、 即刻切腹し果てた。その結果、深堀側は10人が切腹、 あとの9名は遠島。高木家は闕所、その家来たち8名は死罪、 これを「深堀騒動」という。 高木家の家来どもの日頃の横暴さを知る町人は、こぞって、藩士たちに同情を示した。 翌春、流人船が五島の島々に向かった。 独り久賀島に流された志波原羽右衛門は、ある日、見知らぬ男の訪問を受ける。 語り合ううちに相手の男に対する警戒心も解け、問われるままに騒動の全貌を明かしていた。 男は厚く礼を述べると共に、ご赦免の日の早いことを祈りながら去った。 赤穂藩士による吉良邸襲撃事件が起きたのは、翌、元禄15年のことである。 この噂を羽右衛門に伝えた島人によれば、赤穂藩士の討ち入りの時の行動は、 羽右衛門が見知らぬ男に語り伝えたこととほとんど同じであったという。 |
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十人義士の墓 手前二人目は五島へ 遠島になった 城島治郎衛門の 子孫に当る 城島薫氏である。 |
恵剣寺の僧になった赤穂義士 その後、数年を経て、一人の旅僧が久賀島の流人小屋を訪ねてきた。 羽右衛門はすでに赦免になり国に帰ってしまったことを島民が伝えると、 僧は一瞬の落胆ののち、喜色を浮かべた。 そのまま島の恵剣寺に住み着いた僧は、やがて病に伏した。その臨終に際して、 檀家総代を枕辺に呼んで、次のように述べたという。 「拙僧は、実は赤穂四十七士の一人。 寺坂吉右衛門信行と申す者。家老大石さまのお計らいで、その命令を果たし、 切腹を免れたわけだが、その後、諸国を回って同志の回向を続けてきた。この島に渡ったのも、 ここにおられた深堀の流人の方にお礼申したい儀があったからである」 「深堀義士」が「赤穂義士」の討ち入りの範になったというこの伝説が生まれた根拠は……? 後発でありながら、赤穂義士が日本中で脚光を浴びたのは、 事件の発端が殿中という江戸のド真ん中であったからだろう。 片や、先行の深堀義士は、西のさいはてでの事件ゆえにマイナーの立場に甘んぜざるを得なかった。 そのことに、島民が義憤を覚えるのも当然であろう。 深堀義士への同情と敬愛から、彼らの慰霊を切望してやまない島民の心情が、 この伝説を生んだに相違あるまい。 [隠れキリシタン]ここをクリックしてください。 余談になりますが[深堀藩士の中に隠れが居たそうです]一般には隠れキリシタンと言います。 山手のほうに善長谷(ゼンチョウ)と言う地名があります。 |
深堀の歴史は古く、縄文時代から生活が営まれていたことが、
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深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士 深堀義士と赤穂義士蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々 蝶々